
女性の一人暮らしの場合、どのように終活をしたら良いのか、何歳から始めれば良いのか、そもそも終活は必要なのか?と悩んでいる方もいるのではないでしょう
か。自分らしい素敵な最期を迎えるための終活を難しくてめんどくさいものにはしたくないですよね。
今までの自分の人生を振り返ることで、残りの人生をより明るく穏やかに過ごすことができます。一人暮らし女性の終活も基本的には通常と変わらず、生前整理やエンディングノート、遺言書などを活用することにはなりますが、難しい手続きなどは別記事を参考にしていただき、ここではおひとり様の人生を最期まで思い切り楽しむためのアドバイスをお伝えしていきます。
断捨離する
所有物をできるだけ少なくしておくことで、親族や周囲の負担を軽減することはもちろんですが、ものが少なくなることで思考が整理され、心が軽くなることを実感
できるはずです。
一人で取り組むことが難しい場合はプロの手を借りるのも良いでしょう。整理された空間で自分の好きなものに囲まれて過ごすことにより、より満たされた時間を過ごせるはずです。
エンディングノートを活用する
エンディングノートにはさまざまな種類がありますが、自分史を記入できるようなタイプも市販されています。自分史を記入して今までの人生を振り返り、俯瞰して眺めることで新たな気づきが多くあることでしょう。やってみたいと思っていたけど先延ばしにしていたことを実行してみたり、疎遠になっている方にお手紙を書いたり、家族のルーツについて調べてみたり、諦めていた夢を叶える手段はないのか?など改めて自分の生き方を見つめ直すことで、おひとり様でこそ楽しめる人生が見えてくるはずです。家系図を作ってみることも是非おすすめ致します。
(エンディングノートに遺言書のような法的効力はありません、詳しくは専門家にご相談ください)
葬儀やお墓について考える
自分のお葬式やお墓について考えることは一人では難しいと感じるかもしれませんが、好きなお花や色のイメージ、お葬式で流して欲しい音楽などを書き留めるだけ
でもまずは十分です。また、最近は女性専用の納骨堂やおしゃれな樹木葬、散骨などもありますし、納棺などを体験できるイベントもあります。自分の葬儀を体験することによって新たな気づきや死生観を持つきっかけになると思いますので、気になる方は調べてみても良いでしょう。
周囲との繋がりを大切にする
周囲との繋がりをまめに持つことで、いざというときに頼ることができるメリットももちろんありますが、人との繋がりから生まれる豊かさに改めて気づくことで残
りの人生の質が変わるはずです。コミュニケーションが苦手だと感じる方は、まずはノートに自分の想いを書き出
し、自らの心と対話してみることも効果的です。当たり前ではありますが、人は何歳で亡くなるかわかりません。終活を始めるのに早すぎるということはないのです。
まとめ
私たちはつい自分一人でやらなきゃと思いがちですが、時には親族や友人、プロの手を借りることも大切です。人の手を借りることは決して依存ではありません。
誰かの手を借りながら自分の終活を考えることで人生を改めて見つめ直し、より良い生き生きとした人生を送れるようになるきっかけになれば幸いです。
是非あなたも気軽にポジティブな終活に取り組んでみてはいかがでしょうか?